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日本には、春夏秋冬の四季だけではなく、二十四の気という季節、 |
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『虹蔵れて見えず』(にじかくれてみえず) 新暦ではおおよそ 11月22日〜11月26日ごろ |
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小雪 初候『虹蔵れて見えず』:虹を見かけることが少なくなるころ。 |
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十一月二十三日の勤労感謝の日は、もともと秋の収穫に感謝を捧げる「新嘗祭』 の祭日でした。 その年に収穫された新米や新酒を、天地の神様に捧げます。 古くからある行事で、いまでも宮中や伊勢神宮などの神社では行われています。 |
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『朔風葉を払う』(さくふうはをはらう) 新暦ではおおよそ 11月27日〜12月1日ごろ |
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小雪 次候『朔風葉を払う』:冷たい北風が、木々の葉を払い落とす。 朔風の朔とは北という意味で、木枯らしのことです。 |
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北風、木枯らし、空っ風。 初冬に吹く冷たい風は、木の葉を吹き飛ばしてしまいます。 どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも吹きとばせ すっぱいかりんも吹きとばせ 宮沢賢治「風の又三郎」より
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『橘始めて黄なり』(たちばなはじめてきなり) 新暦ではおおよそ 12月2日〜12月6日ごろ |
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小雪 末候『橘始めて黄なり』:橘の実がだんだん黄色くなってくるころ。 |
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古くから日本に自生していた常緑の木。 国内の柑橘系で唯一の野生種とされています。 古事記や日本書紀において、不老不死の実、冬でも葉があおあおとして、 まばゆい黄色の実をつけることから、 古の人には、枯れることを知らない 永遠の象徴のように映ったかも。 |
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* 主な参考文献 講談社 『日本大歳時記』 東邦出版 白井明大 著『日本の七十二候を楽しむ』